【今日のトレはどこ筋にゃ??】猫好きトレーナーの勉強日記。

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フォームだけをみて「OK」は危険!怪我防止、パフォーマンスの最大化するために主要姿勢筋についてご紹介!

立位姿勢で理想的なアラインメントとは?

理想的なアラインメントとは、骨や関節が正しい位置関係にあることを指します。 これが崩れると、筋肉が過剰に働きすぎたり、逆に使われずに弱化したりして、姿勢不良や痛みの原因になります。

《身体にある3つの基本面》

《矢状面の前後方向のアライメント》

《前額面(背面)のアライメント》

この理想的なアラインメントを保つために重要なのが、「主要姿勢筋」です。

主要姿勢筋とは?

主要姿勢筋とは、姿勢を安定させるために働く深層の筋肉群です。 体幹・骨盤・背部・股関節周囲に存在し、姿勢保持や動作の土台を支える役割を果たします。

これらの筋肉は、見た目では分かりづらいですが、 すべてのトレーニング動作の「姿勢の安定」に密接に関与しています。

立位姿勢で前方にかかる力を制動するために、後方から片張り綱のように引っ張る力が必要となる。その役割をするのが主要姿勢筋です。

主要姿勢筋を知るメリット

1. 正しいトレーニングの「土台」になる

主要姿勢筋は、どのトレーニング種目でも姿勢を安定させてくれます。 スクワットでも、ベンチプレスでも、デッドリフトでも、

  • 姿勢が崩れると、本来効かせたい筋肉に刺激が入らない
  • 姿勢が安定すれば、狙った筋肉に正確に効かせられる

つまり、フォーム修正の際には“姿勢筋の働き”が大事なチェックポイントになるのです。

2. 不調の原因が見えてくる

例:デッドリフトで腰を痛めた場合

  • 骨盤が後傾していた
  • 腸腰筋がうまく使えていない or 脊柱起立筋が弱かった
  • 代償的に腰部で支えすぎて負担が集中 → ケガ

というように、姿勢筋が働いていなかったことが原因であるケースは多いです。

3. 「フォームは合ってるのに痛める」を防げる

外見のフォームが正しくても、内側(姿勢筋)が働いていなければケガのリスクがあります。 そのため、以下の点に注目する必要があります

  • 動作前に:ヒップヒンジやアクティベーション(例:ドローイン、デッドバグ)を取り入れる
  • 動作中に:「どこに力が入っている?」「踏ん張れている感覚はどこにある?」など、感覚を言語化する

こうすることで、表面の筋肉ばかりに頼っていないかをチェックできます。

ヒップヒンジの記事はこちらから(https://note.com/nori_labo/n/nd3eecfebbe58

デッドバグの記事はこちらから(https://note.com/guest_iwasawa/n/ndb7f95c14898

ドローイングのやり方を解説しているYoutube動画(https://www.youtube.com/watch?v=m-bFFOVaG_0

まとめ:フォームだけを見て「OK」は危険

フォームだけを見て「いい感じ」と言ったり、自己満足するのではなく、中から支えられているか?=主要姿勢筋がちゃんと働いているか?これを、• 動作前:アクティベーションできているか?

  • 動作前:アクティベーションできているか?
  • 動作中:姿勢が保てているか?
  • 動作後:違和感や偏りはなかったか?

といった“前・中・後”の視点で見ることが、ケガを防ぎ、パフォーマンスを最大化することができます。

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