ストレッチって、意外とおろそかにされがちですよね。
でも実は、姿勢を綺麗に整える・しなやかな身体を作る・ケガ予防・パフォーマンスUPなど、全てに直結する超大事な習慣なんです。

特に筋トレやスポーツをしている人は、可動域が狭いままトレーニングするとケガのリスクが高まります。
重たい重量を持ち上げる人ほど、ストレッチで身体を整えてから動くべき!
もちろん、運動しない方でも、肩こり・腰痛の改善やリラックス効果があります。
今回は、全身をしっかりほぐせるおすすめストレッチルーティンをご紹介します。
呼吸・姿勢準備から始めて、胸・肩・股関節・下半身まで全身を網羅!
各ストレッチは無理せず、呼吸を止めないことがポイントです。
1. 呼吸&姿勢準備
猫のポーズ(呼吸を意識しながら)一連の動きを5〜10回繰り返す
やり方

①四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸める
②息を吸いながら背中を反らす
③呼吸に合わせて5~10回繰り返す
お腹を引き込んで、肩甲骨の間を広げる意識だにゃ!首は反らしすぎないように気をつけてにゃ!

2. 胸椎・胸・肩甲骨まわり
ポールで胸椎ストレッチ(T11付近で3分寝る)
やり方

フォームローラーを背骨に対して、横向きに置き、T11(みぞおちの少し下)あたりに当てて仰向けで寝る
深呼吸しながら3分リラックス
腰じゃなくて胸を開く感覚でやるにゃ!腰が反りすぎないように注意にゃ!

胸椎ほぐし(T11より上をゴロゴロ1分)
やり方

ポールを肩甲骨の下あたりに置き、腕を頭の後ろで組む
背中を上下にゆっくり転がして胸椎をほぐす
背中が気持ちよく伸びる感覚を味わうにゃ!

肺の気を流すポーズ(自力整体)

うつ伏せで腕を90度に曲げて地面に手を置く

片方の手を90度に置いたまま、もう片方の手で床を押して身体をねじる
胸筋がとーっても伸びるエクササイズだにゃ!猫背の人にはめっちゃおすすめだにゃ!

肩甲骨はがし(ポールまたぎ/10回×3セット)
巻き肩改善・肩こりリリースに効果的です。
やり方

① ポールに跨って仰向け、腕を前ならえにして前後に動かす

② 同じ姿勢で、肘と手の甲を床につけたまま腕を回す(時計回り・反時計回り)
腕の付け根から動かす意識で行う
肩甲骨が背中で動いてるのをしっかり感じるにゃ!

3. 股関節・腸腰筋・大腿部
ガニ股ポーズ
やり方

しゃがんだ状態で肘を膝内側に当て、外側に押し出す
股関節を開き、10~20秒キープ
股関節がじわーっと伸びる感覚を楽しむにゃ!

仰向け膝回し&バウンス
やり方

仰向けで膝を抱え、外回し→内回しを10回ずつ

膝を閉じたまま抱えて10秒バウンドさせる

膝を開いた状態で10秒バウンドさせる
※全て3セット行う
股関節の詰まりが取れてスッキリするにゃ!

片膝立ちストレッチ(腸腰筋)
やり方

片膝を立て、

骨盤を後傾させながら体重を前へ
10秒×3セット(左右)行う
太ももの付け根が伸びるのを感じてにゃ!

ハムストリング・膝裏ストレッチ
やり方

片膝立ちから前足を伸ばし、膝裏を伸ばす
10秒×3セット(左右)行う。
もも裏が気持ちよく伸びるところで止めるにゃ!

前ももストレッチ(寝転び)
やり方

横向きで寝て下の足を曲げ、前ももを伸ばす
10秒×3セット(左右)行う。
前ももがしっかり伸びるにゃ!

お尻ストレッチ(あぐら)
やり方

あぐらをかき、

体を前に倒す
10秒×3セット(左右)行う。
お尻が伸びる感覚が気持ちいいにゃ!

4. 下腿・開脚
開脚ストレッチ
やり方

脚を開いて座り、骨盤を後傾させず前傾させる意識で、

手を遠くに伸ばして前に倒れる。
背中を丸めずに、骨盤から前に倒すイメージにゃ!

前後開脚ストレッチ
やり方

前後に脚を開いてストレッチ。

難しければ後ろ脚を横にずらしてもOK。
骨盤を正面に向ける意識を忘れない。
いきなり無理は禁物ニャ。ゆっくり伸ばしていこう!

5. リリース・締め
ボール&ポールで全身コロコロ





全身のこりを取ってスッキリ仕上げるにゃ!

まとめ
- ストレッチは姿勢改善・ケガ予防・パフォーマンスUPに不可欠
- 呼吸を意識して無理のない範囲で行う
- 全身をバランスよくほぐすことで、しなやかで疲れにくい身体に
毎日の習慣にして、しなやかな体を手に入れるにゃ!
